キャバリアの子犬の飼い方は?育て方・しつけ方の注意点

子犬のキャバリア 子犬

キャバリアは正式名称をキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルといいます。

初めて犬を飼うという人にも、熱烈な犬好きという人にも幅広く人気がある犬種です。

比較的育てやすい犬種に分類されていますが、キャバリアの性格からしつけの仕方、飼育する上での注意点などについて広く紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

キャバリアは、穏やかな性格をしている

キャバリアは飼い主と遊ぶことが大好きで活発に運動しますが、その性格はとても穏やかで飼い主思いのやさしい犬種です。

他の犬に対しての攻撃性がなく、無駄吠えや噛み癖といったことも少なく、むしろ社交性が高いです。

そのため、室内で複数の犬を飼いたい人にもおすすめできます。

この性格は子犬の頃からで特別厳しくする必要もなく、飼い主にとってはしつけがしやすいでしょう。

また表情が豊かでうれしいとき、悲しいとき、おねだりをしたいときなど犬の気持ちが手に取るようにわかります。

初めて犬を飼う人であっても安心して育てられるでしょう。

子犬の頃からトイレのしつけをする

キャバリアの子犬の飼い方で最も重要なことはトイレのしつけです。

実際に室内で飼育する犬種をしつけるときには最も難しいと言われています。

トイレのしつけをするときに大切なポイントは、子犬が家にやってきたときに真っ先にやることです。

あらかじめキャバリアが来る前にサークス内にトイレを用意しておきましょう。

キャバリアの子犬は排便したいと思ったときに一定の行動を取ります。

例えば、排便する前に周囲をぐるぐると回るしぐさなどはよくすることが多いです。

子犬を日ごろから観察して排便をするときの行動を特定したり、排便を1日に何回するのかを記録するなど、食事や睡眠などを含めてどのような生活リズムなのかを知るようにします。

そうして、サークルに入れるべきタイミングをなるべく早い段階で把握して、子犬が排便しそうなときにサークルのトイレに連れて行きましょう。

こうしてトイレはここでするものだということを教えてあげます。

これを1週間から2週間程度続ければ、サークル内で排便をするようになるはずです。

1匹でトイレで排便できるようになったらしっかりと褒めてあげましょう。

キャバリアは賢いですから、こうやったら飼い主は喜ぶんだと理解します。

くれぐれも他の場所で排便をしても叱るのはやめましょう。

排便すること自体がいけないことだと誤解してしまって便秘気味になり、子犬の健康に大きな悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

キャバリアの子犬を飼うときは叱るのではなく、褒めて伸ばすのが大切です。

キャバリを飼う上で注意するべきこと

キャバリアを飼うときに注意することはあまり厳しくしつけないことです。

キャバリアは元々穏やかで素直な性格をしていますので、伸び伸びと育てることを心がけましょう。

寂しがり屋の側面もありますので、飼い主からあまり厳しくしつけをされてしまうと捻くれた性格になってしまうこともあります。

愛情をたっぷりと注ぐようにして大切に育ててあげましょう。

物覚えが良いので、お手や伏せなどの基本的なことはすぐに覚えます。

それから室内犬とはいえ、定期的に外を散歩させてあげることも重要です。

キャバリアは太りやすい体質なので、室内だけでなく室外でも運動させてあげましょう。

これは健康を維持するだけでなく、ストレスの発散にもつながります。

散歩の目安としては20分から30分程度でかまいません。

さらに、食べ過ぎにならないようにおやつを与えたその日の食事量は少し減らすなどの調整をすることも大切です。

被毛や皮膚で気をつけること

キャバリアの被毛は長いですが、その体表は敏感になっています。

また、抜け毛も多くて毛玉になりやすいです。

そのため、皮膚病を防止するという意味でも、ブラッシングを欠かさないようにすることも大切です。

皮膚疾患になると皮脂が過剰分泌されますので、体臭がきつくなってきたら念のために病院に連れて行くことをおすすめします。

それから、キャバリアはアトピー性皮膚炎などの症状にもなりやすいため、シャンプーは控えめにしましょう。

シャンプーは皮膚を乾燥させてしまうことから、頻度が多くなると皮膚炎になりやすくなってしまいます。

子犬のキャバリアの飼育まとめ

キャバリアは穏やかな性格をしていてとても賢いです。

室内犬の飼育において最も難しいのがトイレのしつけですが、キャバリアが排便するときにタイミングを見計らってサークル内で排便させるようにしましょう。

重要なことはくれぐれも厳しく叱らないことです。

肥満にならないように運動させたり、病気にならないようにちゃんとケアしてあげましょう。