愛する老犬をより長生きさせる7つの秘訣

老犬長生き7つの秘訣

愛犬は飼い主よりも早いペースで歳を取り、気づけば老犬になってしまいます。

大切な愛犬と長く過ごせるように飼い主ができることは、愛犬の健康管理でしょう。老犬をより長生きさせるために知ってほしい7つのポイントがあります。

以下のことを実践し、互いに楽しみながら日々を過ごして行きましょう。

犬種によってかかりやすい病気を知っておく

1つ目は「犬種によってかかりやすい病気を知っておく」ということです。

大型犬、中型犬、小型犬という大枠でさえも寿命の長さが異なるように、犬種によってかかりやすい病気やしやすい怪我などがあります。

例えば人気の犬種を挙げてみると、ゴールデン・レトリバーは白内障や甲状腺機能不全、ダックスフンドは腎疾患や椎間板ヘルニア、甲状腺機能不全、チワワは緑内障や気管虚脱、水頭症、トイ・プードルは目瞼内反症、レッグペルテス病、クッシング症候群など、実にさまざまです。

どうしてそのような病気や怪我を引き起こしやすいのか、愛犬の犬種がどのような身体の構造になっているのか、それによってのリスクについてもいろいろと調べておきましょう。

愛犬の弱い部分を知っていれば効果的に予防できます。

信頼できる獣医を見つけておく

2つ目は「信頼できる獣医を見つけておく」ことです。

病気や怪我だけでなく、各種予防ワクチンを打ちに行くなど、愛犬の健康管理のために病院に行くことは頻繁にありますよね。

それが老犬となると人間同様にいろいろな病気にかかりやすくなるため、さらに病院に行く頻度が増えることがあります。

そのため、近所にかかりつけ医がいるととても安心です。

犬と獣医さんの相性もありますが、飼い主と獣医さんの相性もあります。

緊急時だけでなく、ちょっと不安なことがあっても訪ねていきやすい関係性を築ける病院を見つけておきましょう。

「気になることがあるけれど、あの先生だと聞きづらいな…」

というような引っ掛かりがあると、愛犬の病気や怪我の初期症状に気づけずに大事になってしまう場合もあるため、信頼できる獣医さんはとても貴重です。

かかりつけ医が休診の時やセカンドオピニオンが必要になることも考慮し、一カ所だけでなく数カ所の病院に駆け込めるようにしておけるとなお安心です。

定期的に健康診断を受けさせる

3つ目は「定期的に健康診断を受けさせる」ことです。

犬は人間よりも早く歳をとり、犬の1年は人間の4〜6年に相当すると言われています。

しかも、犬は我慢強いため痛みの症状が出ていたとしても、なかなか飼い主がそれを察知することは難しく、飼い主が目に見える異変に気づく頃には症状がかなり進行してしまっていることもよくあります。

そのため、病気の早期発見にはこまめな健康診断が重要になります。

本格的な健康診断だけでなく、かかりつけ医による簡単な健康チェックや飼い主による日常の体調チェックなども合わせて行なうとより良いでしょう。

本格的な健康診断は、5歳以上なら1年に1回、10歳以上なら1年に2回程度が目安です。

その合間に、月に1度程度かかりつけ医による簡単な健康チェックをしてもらうようにしましょう。

人間と同じ食事を与えない

4つ目は「人間と同じ食事を与えない」ことです。

以前は犬に人間の残飯を与えることが普通でしたが、人間と犬では必要とする栄養素に違いがあるため、人間の食事では栄養バランスに偏りが生じることがあります。

犬にとっては人間の食事は塩分が強く、ネギなどのように人間が頻繁に食べる食材の中には犬が中毒症を起こすものもあるため、自分と同じものを愛犬に与えるのはよくありません。

近年では残飯ではなくきちんとドックフードを与える家庭が増加し、ドックフードの質も向上したため、犬の寿命が伸びています。

人間同様、食べ物は健康に直結します。

いくらかわいい愛犬がほしがっても人間の食べ物は与えないこと、愛犬の体質に適したドックフードを選びましょう。

また、高齢になるほど食が細くなることもあります。犬自身が自分の体調に合った量を口にしているため、無理にたくさん食べさせず適量を与えるようにしてください。

あまりにも食欲がないようなら、病気の予兆かもしれないため獣医さんに診てもらいましょう。

歯のケアをしっかり行なう

5つ目は「歯のケアをしっかり行なう」ことです。

人間のようにいろいろなものを食べていると、犬でも虫歯になることがあります。

歯のケアを行なわないと溜まった歯垢が歯石になり、さらに進むと歯周病になってしまう恐れもあります。

老犬のように免疫力が低下していると、歯周病菌が原因で重大な病気を引き起こしてしまうこともあるそうです。

歯垢が歯石になるには3日かかると言われているため、3日に1度は愛犬の歯磨きを行なうようにしましょう。

歯ブラシや歯磨きシートで歯垢を取り除ければベストですが、それらが苦手な愛犬には水に混ぜるタイプやスプレーなどもあるため、いろいろ調べてみましょう。

嫌がるからといって歯のケアを怠ると愛犬にもっと辛い思いをさせてしまうかもしれません。

被毛や皮膚を清潔に保つ

6つ目は「被毛や皮膚を清潔に保つ」ことです。

犬種によって適した期間はことなりますが、被毛や皮膚を清潔に保つためにトリミングやシャンプーは定期的に行なってください。

ただし、シャンプーを頻繁に行なうと必要な油分までも落としてしまうこともあります。

皮膚の乾燥から肌トラブルを引き起こすこともあるため注意が必要です。判断が難しいようであれば、一度トリマーさんに聞いてみましょう。

適度に運動させる

7つ目は「適度に運動させる」ということです。

犬も老いてくると筋力が衰えてくるため、走り回ったり早く歩いたりすることが困難になることがあります。

とはいえ、散歩や運動のように身体を動かすことは、筋力の維持や身体の機能を正常に保つために必要なことです。

さらには、血行が良くなり、新陳代謝も促進されるため、排泄や食欲増加に繋がります。

犬はもともと身体を動かすことが大好きですから、少しの運動でもストレス発散になります。

老犬だからといって極端に散歩や運動を減らすのではなく、犬の様子を観察しながら適度に散歩や運動をさせるようにしましょう。

日によってルートを変えたり、体調によって階段や坂道を歩かせたりするなどいろいろ工夫をして運動させると筋力だけでなく、脳の活性化にも繋がるはずです。

歩調が遅くても急かさず、愛犬の歩くスピードに合わせましょう。

 

ここまで紹介した7つのポイントをぜひ実践し、愛犬との残された時間を大切にしてください。